健康と美へ導く、温活のすすめ
2024年10月23日
宿泊プラン
全国各地を巡る温泉専門家が語る!
寒い時期に取り入れると、
体調不良の改善や免疫力の向上等が期待できるとされる温活。
効能豊かな金泉と銀泉を一度に愉しめる有馬温泉は、
国内でも有数の温活スポットでもあります。
泉質の利き湯による分析・評価ができる温泉専門家・北出恭子さんに、
健康と美にも効果的な温活方法についてうかがいました。
入浴のポイントは銀泉から金泉の順
日本三名泉や三古泉として知られる有馬温泉。健康や美容に良いとされる有効成分が豊富に含まれることから三大薬湯にも数えられます。特に濃いとされる金泉の成分濃度は、海水の1.5倍。日本一の成分濃度を誇ります。それだけ大きな効果を期待できるということではありますが、身体への刺激や負担も少なくありません。個人差によっては湯あたりすることもあるため、無理な長湯は控え、成分や効能を知った上で適切な入浴を心がけることが大切です。有馬温泉でお勧めするのが「機能温泉浴」です。「機能温泉浴」とは二つ以上の泉質を組み合わせて湯巡りすることで健康効果や美容効果を高める入浴方法です。成分が対極をなす二種類の温泉が同じ場所から湧き出す温泉地はめずらしく、中でも有馬グランドホテルは施設内で「機能温泉浴」を愉しめる全国的にも大変貴重な温活スポットです。
有馬温泉で「機能温泉浴」を行うにあたり、最初に入浴していただきたいのが銀泉です。肌と同じ弱酸性で成分がやさしく刺激が少ないため、まず身体を慣らすという意味でも銀泉からスタートします。銀泉に含まれる炭酸ガスには血行促進効果があるとされており健康や美容にも◎。微量に含まれる放射性物質ラドンは気体のため、呼気から取り込むと免疫力向上や鎮痛効果が期待できるとされています。銀泉に入浴後は、少し休憩を挟んで金泉へ。保湿作用のある金泉に入浴することで、きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症など、幅広い効能が期待できます。また、金泉に含まれる高濃度の塩分が肌をコーティングし、保温効果もアップ。さら湯と比べると、1℃以上体温が上昇し、浴後30分でも体温が1℃近く低下しないというデータがあります。身体を芯から温めることは関節痛にも良いとされ、腰痛や膝痛にお悩みの方にもオススメです。身体の不自由が治った湯治客が杖を捨てていったことからその名が付いたと言い伝えが残る杖捨橋のある有馬温泉。太閤秀吉や寧々をはじめ、いにしえから多くの人々を癒やしてきた薬湯で、湯治ならぬ温活をしませんか。
入浴後にお肌を洗い流すと、美肌効果や保温保湿効果のある成分まで流れ落ちてしまうためNGです。ただし、肌が痒くなるなど泉質がお肌に合わない方は真水で洗い流してください。
食事の直前に入浴すると一時的に空腹感を感じにくくなるため、30分〜1時間前には済ませましょう。また就寝直前もNG。60〜90分前までに済ませると安眠に繋がります。
温泉街の近くにある炭酸泉源公園で炭酸泉をいただくことが可能。二酸化炭素が溶け込んだ銀泉を取り込むと胃腸機能を高める効果を期待できます。
※飲泉療養に関しては、専門の医師の指導に従ってください。また、服薬療養中の方は主治医の意見を聞くこと。 ※飲用の1回の量は一般に100ml〜150ml程度としてください。また、その1日の総量は200ml〜500mlとしてください。
※15歳以下は原則的に飲用を避けてください。
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