薫風に誘われ、青もみじの丹波へ
2026年3月4日
兵庫美食地質学
丹波路をドライブ新緑の古刹巡り
うららかな春の陽気が落ち着き、初夏の気配を含んだ風が木々の枝を揺らす頃。山々は一年で最も生命力にあふれた若葉色に染まります。「もみじ」といえば秋の錦秋を思い浮かべますが、瑞々しい緑が織りなす「青もみじ」もまた、知る人ぞ知る日本の絶景です。目に鮮やかな緑のグラデーション、木漏れ日が描く光と影のアート、そして心身を洗うような静寂。それは、秋の華やかさとは対照的な、静謐で深い癒やしの時間です。
兵庫県丹波市を中心としたエリアでは、毎年四月下旬から「丹波青もみじめぐり」が開催されます。秋には多くの参拝客で賑わう古刹も、この時期ばかりは静かな佇まいを見せ、ゆっくりと自分自身と向き合うことができます。期間中は、参加する12ヶ寺で青もみじをあしらった限定のオリジナル御朱印が授与されるのも愉しみのひとつ。各寺院の個性豊かな印とともに、新緑の記憶を旅の証として持ち帰るのも一興です。
当館から丹波エリアへはお車で約六十分。チェックインの前や翌日のドライブに最適な距離感です。新緑のトンネルを抜け、古刹で森林浴を愉しんだ後は、有馬の名湯で旅の疲れを優しく解きほぐしてください。また、当館のすぐそばにあるもみじの名所「瑞宝寺公園」の青もみじもお勧めです。鮮烈な赤とは違う、生命の息吹を感じる「もうひとつのもみじ」。一期一会の景色を愛でる大人の休日を、ぜひお愉しみください。
室町管領・細川頼之が建立した臨済宗妙心寺派の古刹。茅葺屋根の仏殿は県指定文化財で、
徳川将軍家ゆかりの朱印状も残る由緒ある寺院です。
〒669-3113 兵庫県丹波市山南町太田127-1
拝観・授与所 9:00-16:00 入山料:大人300円(高校生以下無料) P駐車場あり

慧日寺で修行を積んだとされる不老長寿の尼僧、八百姫。その黒髪が埋められたという謂れが残る脱離憤。

仏殿の鏡天井に描かれた龍図は、画僧・古澗上人の筆と伝わります。頭上から迫る荘厳な姿は、見る者を圧倒します。
鎌倉時代に遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が開いた臨済宗の古刹。
中国・天目山から持ち帰ったとされる天目カエデが、700年の歴史を今に伝えます。
〒669-3821 兵庫県丹波市青垣町桧倉514
入山時間 8:00-16:30(4月〜10月)
授与所 9:00-16:30(4月〜10月) 閉門 17:00
拝観料:大人400円/小・中学生100円 P駐車場あり

視界を埋め尽くす天目カエデの新緑。苔むした石段を上がると、木漏れ日の中に多宝塔が静かに佇みます。緑と古建築が織りなす調和は、息を呑む美しさです。
761年に法道仙人が開基し、源頼朝の命で重源聖人が再興した真言宗大覚寺派別格本山。
昭和33年に現在地に本堂、山門等を山上より移築され今に至ります。
〒669-3602 兵庫県丹波市氷上町常楽50-1
授与所 9:00-16:30
入山料:大人300円/小・中学生100円 P駐車場あり

朱色の仁王門を彩る瑞々しい青もみじ。鮮やかな赤と緑のコントラストが、高山寺を象徴する美しさです。

青もみじが頭上を覆う緑のトンネル。木漏れ日と静寂が包む参道は、心洗われる幻想的な空間です。

全長120mの藤棚から降り注ぐ「九尺ふじ」が名高い丹波の古刹。視界を紫に染める花房のシャワーは息を呑む美しさです。見頃の5月にはライトアップも行われ、闇夜に浮かぶ幻想的な藤のカーテンが訪れる人々を魅了します。
〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709

当館からもすぐ。秋は紅葉の名所として知られる公園ですが、春には2500本のカエデが頭上を覆う緑のトンネルとなります。苔むした岩や石畳が醸し出す日本庭園の風情の中で、静かな森林浴をお愉しみください。
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町500-19
丹波青もみじめぐり
丹波市内の古刹12ヶ寺を会場に開催される、青もみじの周遊イベント。
新緑に彩られた境内を巡り、森林浴や御朱印集めを楽しめます。
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